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フェリーに乗れるだけでワクワクする。
宮島観光といえばフェリーで始まりますが、今回の宮島観光もそんなワクワク感を抱きながらスタートしました。小さな頃に宮島に連れて行ってもらったことがありましたが、その時にはまだ厳島神社の魅力に気づける感性も薄く、大人になってからは初めての宮島。テンションも上がります。
今回は、世界遺産に登録された厳島神社をはじめ、歴史や文化に触れることができる宮島での魅力的な観光体験を綴っています。揚げもみじや焼き牡蠣といったグルメの食べ歩きの様子とも合わせて、ぜひ晴れた日の宮島観光の参考にしてみてください。
宮島への玄関口ともなるのが、JR宮島口駅と路面電車の広電宮島口駅からすぐのところにある宮島フェリー乗り場です。
今回はJR西日本宮島フェリーに乗車しました。料金は往復で大人400円で、約10分間の船旅となります。
フェリーに乗って少しすると出港です。
上の写真は宮島の山々の風景。
この大きくて岩山も見えて、緑が生い茂っている感じがものすごく中国の古来からの山のようで、「うわ〜中国の山みたい」と1人でずっとはしゃいでいました。雰囲気めちゃくちゃ中国の山です。
この上の2つの写真は本州側と言いましょうか、広島側を見た際に見える景色になります。船はいつも陸から見ている世界と違って、なんだか気持ちが高揚しますね。
出港から少しすると、いよいよ宮島の象徴でもある厳島神社の鳥居が見えてきました。
写真では少し霞んでいるようですが、この日は天気もすごく良い日で、鳥居も綺麗に輝いているような感じです。
厳島神社以外の様々な建物にも注目していましたが、宮島には旅館やホテルなどもあるようで、宿泊できることをこの時初めて知りました。
この島に泊まりながら観光できるのもなかなか良さそうです。
そこからまた少しすると、フェリーターミナルが見えてきました。いよいよ宮島へ上陸です。
到着してフェリー降り場から厳島神社の方向へ進んでいきます。
ターミナルから少し進むと早速鹿さんたちのお出迎えがありました。かわいい〜〜〜。
奈良公園も有名ですが、この宮島の鹿もいわずもがな有名なところ。島内では色々なところで鹿に遭遇することができます。
特に、フェリー乗り場を降りたところから商店街あたりには多くいて、それぞれ気ままに生活している姿を見ることができます。これがめちゃくちゃかわいいんです。癒されますね。
鹿さんたちのいる広場を抜けて、宮島の食べ歩きスポットでもある商店街も抜けて行くといよいよ厳島神社が見えてきます。
まず見えてくるのがこの石の鳥居。海のすぐ横、これまた立派な鳥居です。
この石の鳥居をくぐるとすぐ右手に名物ともいえる厳島神社の鳥居が見えてきます。
やっぱりこの鳥居は見事だなと驚かされるものがありますよね。角度を変えてみたり、宮島の島の一部と一緒に重なる様な画角で見てみたり、色々な眺め方をしてみても、この鳥居の素敵な造形と水の上独特の情景や雰囲気は圧倒する力があります。本当に美しい。
この日は夕方に訪れましたが、潮も引いていたために本殿近辺は砂浜が出現していて歩くことができる様な具合になっていました。
水上の鳥居まで歩けるほどの潮の引き具合ではなく、お社も海上にあるといった形ではありませんでした。それでも、こうした浜辺が見えながらの雰囲気もこれまた素敵な景観でした。
鳥居を背に道を進んでいくと参拝用の入場受付窓口があります。厳島神社は昇殿料が必要となるので、そちらの窓口で昇殿料を納めてチケットを頂いてから進んでいきます。
昇殿料は神社だけ参拝の場合、大人は300円、高校生は200円、小中学生は100円かかります。また、宝物館も併設されており、宝物館への拝観料は大人が300円、高校生は200円、小中学生は100円といった価格です。
チケットを頂いていよいよ建物の中へ入っていきます。
消毒用のアルコールが「お清め」としておいてあります。確かにお清めですよね。面白いな〜となんだかほっこりしたような気持ちになりながら、順路を進んでいきます。
この日はお天気もすごく良い日でしたので、拝殿内に入ってくる夕日も綺麗で、幻想的な光に包まれていました。
ここが本殿です。今回も本殿内部の部分は映さないように外していますが、本殿の背後には五重塔も見えており、周辺一帯と合わせて荘厳な雰囲気がなんとも心を踊らされる気持ちになります。
厳島神社での参拝を終えた後には、楽しみにしていた食べ歩きの時間です。
宮島といえば、商店街での食べ歩きも観光の楽しみとして有名かと思います。厳島神社に向かう途中には商店街があるのですが、そちらにはたくさんのお店が軒を連ねており、色々なグルメを堪能することができます。
宮島のお土産としても有名なもみじ饅頭や、広島・宮島周辺の名産でもある牡蠣をはじめ、色々な揚げ物であったり、ソフトクリームであったり、目でみても味わっても楽しめるものがたくさんあります。どれも食べたいのが正直なところです。
そんな中でも、今回は「揚げもみじ」と「焼き牡蠣」を頂きました。
「揚げもみじ」は、宮島の名物「もみじ饅頭」を揚げたもの。
正直、揚げて美味しくないものなんてまずないですよね。。。やっぱり揚げるってなんでもさらに美味しくさせてしまうんだと思います。この揚げもみじも病みつきになる美味しさで、揚げたてのまだ少し暖かいお饅頭を楽しむことができます。
彼女さんは抹茶ソフトやあんこが一緒になったものをチョイス。揚げたての暖かいもみじ饅頭と抹茶ソフトの冷たさが絶妙なバランスでした。
お店を移して「焼き牡蠣」もいただきました。
バター醤油やチーズの乗った焼き牡蠣もありましたが、今回はシンプルな焼き牡蠣をチョイス。ポン酢とレモンを絞って頬張ると、2つはあっという間になくなってしまいました。
とろーっとした牡蠣独特のミルク感が口の中に広がり、ポン酢やレモンが良いアクセントとなって堪らなかったです。めちゃくちゃ美味しかった。
冬場でしたので、17時ごろにはもう暗くなってきて観光で来られた多くの方は本州側へのフェリーへの乗船に向けて歩みを進められる頃合いでした。照明の具合や商店街の活気の具合がまた昼間とは違って、幻想的な印象も受けます。この暖かい光の感じ、好きですね〜。
最後はまたフェリーに乗り込んで、広島側へ向かいます。夜のフェリーも、対岸の夜景を少し堪能できて、美しかったです。
今回は、「晴れた日の宮島で厳島神社参拝や食べ歩きを楽しむ」と題して、宮島観光をした時の様子をお届けしました。
厳島神社はやはり、荘厳で雄大で、鳥居の見事さには圧倒されるものがあります。
満潮・干潮でそれぞれ違った魅力があるでしょうから、機会があれば宿に宿泊をしながら、それぞれ違った宮島の景色や厳島神社の景観を楽しんでみるのも贅沢なひとときが過ごせそうな気がしました。