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パン作り初心者の方へ - 何からすれば良いか迷った時に参考にしてほしい5つのこと

24 September, 2023
パン作り初心者の方へ - 何からすれば良いか迷った時に参考にしてほしい5つのこと

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何からはじめたらあんなに美味しいパンができるんだろう?

街のパン屋さん、コンビニ、知り合いから頂いた手作りのパン。どれもそれぞれ違った良さがあって美味しいものばかりです。パンが好きだなと思ったその先には、自分で作ってみるのも楽しそう?と思って、パン作りについて調べ始めた方も多いのでは無いでしょうか?

今回は、パン作りにおいて何から始めれば初心者でも大きなミスをせずに美味しいパンを作ることができるのか、パン作りの始め方について私なりに綴っていきます。

誰かに教わったわけでもありませんが、独学でパン作りを始めて期間として1年ほどが経とうかというところ。まだまだ失敗もしますし、新たな発見も多いところですが、私なりに良きスタートダッシュを切るための方法をお伝えできたらなと思います。

パン作りの魅力



実際にやるべき手順をご紹介する前に、パン作りの魅力を軽くお伝えさせてください。

無心でひたすら集中できる

パンを作り出すと「これで捏ね具合はどうかな?」とか、「まだまだまとまらないな〜」とかそんなことを考えるのでいっぱいになって、かなり無心状態で作業できるものです。個人的にはこれがすごく心地良かったりします。

成形して焼く準備をするときよりも、特に捏ねる時。ひたすら無心になって10分前後捏ね続けます。

粉やお水、時に卵黄、オイルなど、素材独特の気持ちの良い感触を手で感じながら目の前のことに一生懸命になる瞬間は、力も確かにある程度必要なので疲れはしますが、心がスッとなる気がするのです。

私の叔父も、実際この捏ねる時間が心地よくてパン作りを時々すると言ってました。そんな人もいるぐらい、このパン作り独特の「無心になれる瞬間」はパン作りの楽しさの一つです。

案外隙間時間を活用できる

やってみて気づいたことは、パン作り全体を通してはある程度時間を必要とするのですが、発酵の時間や焼いている時間など待ち時間が多いので、その時間を活用して家事をしたり勉強や読書の時間に充てたり、そんなことができるのもいいんですね。

発酵時間は作るレシピやその日の気温等々によって左右されますが、1回大体20〜40分前後の時間を要するものがほとんど。

ですので、うまくその時間を活用すれば1日を有効に使うことができます。結構気持ちが良いです。

自分が納得した材料・素材で作れる

市販の菓子パンや惣菜パン等、特にスーパーに並んでいるものは添加物が入っているものが多かったりするかもしれません。ですが、自分で作るとなるとやはり、そういった添加物の心配が少なくて済むのも良い点でないでしょうか。

これまたレシピによって入れるものが変わるので一概には言えませんが、手作りですので調べて出てきたレシピを参考にしても、そこに書かれている材料を入れるかどうかも個人で決められます。

自分で納得した形でパンを楽しめる方が、食べる時の嬉しさもより大きなものになります。

初心者の方が何からすれば良いか迷った時に参考にしてほしい5つのこと



ここからはパン作り初心者の方へ向けて、実際に何からすれば良いか迷った時に少しでも参考にしていただけるよう5つのヒントをお届けしていきます。かなり私流な部分もあるかと思いますが、参考になりますと幸いです。

1:作ってみたいパン・レシピを決める

ひとまずは憧れでも全然構いません。とにかく気になるパンの種類とそのレシピをネットやYouTube、本などを参考に決めてみましょう。

この時点では作るか作らないかは考えなくてもいいと思います。

大切なのは、パン作りってどんなものかな?というのを知って、次の準備に進めていくことです。全容を把握してみるためにも、色々なパンの作り方やレシピを覗いてみながら、こんな感じなんだ〜とざっと”パン作り”の全体的な雰囲気を掴んでみましょう。

2:必要な道具と材料を揃える

作ってみたいパンがある程度見つかったら、詳しく「レシピ」に注目してみましょう。

ここで実際に自分でも作れるかどうかが少しわかります。
特に注目するポイントをざっと列挙してみると次の様な感じです。

  • 粉は何を使うか(リスドォルかイーグルかみたいな詳しい表記の違いに注目)
  • 副材料とされる材料があるかどうか(生クリームを使う、チョコを使う、胡麻を使うといったような)
  • 生地がくっつきやすそうか
  • 焼き上げの時にスチーム(過熱水蒸気)が必要か
  • 特殊な道具がいるか(食パン型、マフィン型、発酵カゴなど)


他にも注目する部分はいくつかあるかと思いますが、おおよそこのあたりから今の自分のレベル・環境でも作れるかどうかがわかります。

フランスパンのように硬い系のパン(ハード系)ならリスドォルをはじめとした準強力粉が必要ですし、コッペパンやあんぱんなど、柔らかい普通のパンはイーグルといった強力粉と、物によってはプラスして薄力粉も必要になります。

また、惣菜パンや菓子パン系、ハードパンでもナッツやフルーツを入れたりとアレンジをするなら、副材料の有無も確認が必要です。

そして、パン作りの難易度を左右するのが「生地がくっつきやすいかどうか」という部分でないかと個人的には考えます。フランスパンをはじめとしたハード系のパンは全体を占める水分量の割合が高いため、生地が手や捏ねる台となる場所と大変くっつきやすくなります。ですので、初めはバターを使用する様な「柔らかい系のパン」から作ってみる方が物によっては簡単かもしれません。

このように、レシピに書いてあることから逆算して考えてみると、自分の今のレベルや環境下でも作ることが可能かどうかがある程度わかります。そうすることで、実際に作ってみてから失敗する可能性が少しでも少なくなっていきます。

3:参考になりそうな動画を見る・本を買う

今はありがたいことに、YouTubeにもたくさんのパン作りの動画が上がっています。

実際に作っている途中経過を見ながら勉強できますので、自分では当たり前と思っている工程が間違っていたり、字面だけのレシピでは理解することが難しかった様な箇所も実際に目で見て確認できるので、独学でパン作りを楽しむなら最高の教材とも言えそうです。

また、本を買ってみるのもかなりおすすめ。ネットにもたくさん情報はありますが、本から新たな知識を仕入れるのも効果的だと私自身実感してます。本買って本当によかったです!!かなり知識もレシピも幅が広がりました。

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パン作り初心者におすすめしたい本2選

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4:実際にパンを作っていく

必要な準備が整えられたら、いよいよパンを作ってみましょう!

注意すべきは

  • 発酵をし過ぎて過発酵になること
  • ベタついてても焦らず捏ね続けること
  • 形を整えるときは妥協せずしっかり表面を綺麗にしてあげること


自省も含めてですが、以上の点に注意するとより見た目もきれいで、より美味しいパンが作れます。そして、初めてでも案外なんとか形にはなる物ですので、失敗を恐れずにチャレンジしてみましょう。

5: 色々なレシピに挑戦してみる

作ってみたら色々な改善点に気づけますし、なんだかわからないけどうまくいった!みたいな気付きも得られます。

それらの経験を通して、さらに色々なレシピに挑戦してみてください。他のパンを作ってみることで違う角度から学びを得られ「この前のパンの失敗はこういうことだったんだ!!!!!!」と新たな気づきがあったりします。

そして、ある程度パン作りに慣れてきたら同じパンを複数回作ってみて、更なる技術の向上を目指してみても楽しいです。

パン作りをさらに楽しむために



今回はパン作り初心者の方へ向けて、何からすれば良いか迷った時に参考にしてほしい5つのことをご紹介してきました。

パン作りを楽しむために、まず大切なのは実際に作ってみる前の前段階の部分かと私は思っています。今すぐにでも作りたい気持ちがあるのが痛いほどありますが、まずはある程度下準備をしてからのほうが、その後のモチベにも繋がりやすい気がするのです。

とはいえ最初の勢いも大切ですから、ある程度の準備や下調べができたらジャンジャン作ってみて、色々な楽しさを味わってみましょう〜!!

私も引き続き色々なパンを作って楽しんでいきます〜〜〜!目指せパン屋さん〜〜〜〜〜〜〜!!

About the Author

suda

suda

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知的好奇心旺盛な20代。多趣味で、読書とプログラミングが好き。夢は妻と併用の木の温もりを感じる書斎を設けること。