
当サイト・当記事には広告及びPRを掲載しています
ネットにも情報はあるけどやっぱり手元に本が欲しいな〜。
私自身、そんなことを思いながらパン作りの初心者でも読めそうな本を色々と探していました。そして願わくば、中級〜上級にステップアップするためのスキルも手に入れたい、そんな思いもありながらAmazonなんかのレビューを参照して色々な本を探してきたものです。
今回ご紹介する本は、パン作りをまだ初めて間も無い初心者の方へ向け、多くの疑問を解決するための本、そして初心者から中上級者へとステップアップを図ることができる様な本をご紹介します。
私自身もまだまだ初心者レベルの技術ではありますが、今回ご紹介する本を参考に、日々試行錯誤を続けながらパン作りを楽しんでいます。初心者に少し毛が生えた程度のレベルだからこそわかる視点も併せながらご紹介しますので、何か少しでも参考になれば幸いです。
早速ご紹介するのは、パン作りの多くの「なぜ?」を解決してくれるこの本。
こちらは、辻調グループで教授をされている先生方が書かれた本。パン作りをはじめる上で知っておきたい、初心者のための基礎が何から何までと言っても過言でないほどしっかりと網羅されている本です。
前半部分には基本的な5つのパンのレシピが掲載されていて、そのパンをベースに発展をさせる形で多種多様なパンの作り方が紹介されています。
パンというものは多くの場合、ある程度基本となる作り方をマスターすればそれを応用する形で、色々な種類のパンを作れるのだと気付かされます。
また、後半にはパン作りの「なぜ?」を解消してくれるQ&Aがあるのですが、これがもう素晴らしすぎます。
「なぜこの道具が必要なの?」
「焼き上がりがふっくらしないのはなぜ?」
「霧吹きをかけて焼くとどうなるの?」
みたいな、私たち初心者が抱える「なぜ?」に的確なアンサーを示してくれます。
パン作りをはじめたての頃は経験値が少なくて、本当に沢山の疑問が出てきます。そして、その度に不安と、時に絶望を味わいます。これまでにも何度も失敗やなんかイマイチ、といった経験を私自身もして参りました。
捏ねる段階でなかなか纏まらなくて「これは本当にきちんと固まるのかな?」とかとかとか。。。
そういった多くの疑問の大半を本書が補ってくれます。
フランスパンを作っているとどうしてもクープを上手く割ることができないことが多くて悩んでいましたが、本書を手に取ってその理由に納得できたのも嬉しかったものです。
続いてご紹介するのは、レシピの幅を広げてよりレベルアップするためにもおすすめな一冊。
こちらは、自家製酵母パン教室「Orangerie」主宰をお務めになる松尾美香さんが書かれた本。紹介されているレシピも基本的なものから、一般的な街のパン屋さんではお目にかかれないようなパンまで幅広く、パン作り初心者の方でも楽しめる一冊となっています。
中には「ブーランジェリーで販売されているようなパン」のレシピが紹介されている章があって、そこにもいくつかのレシピの紹介がなされています。
ブーランジェリーという言葉を私も初めて目にしたので調べてみると、フランス風のパン屋さんであるといったような意味が含まれるよう。とにかくその章で紹介されているパンはおしゃれなものが多いです。めちゃくちゃおしゃれ。
他にもハード系のパンや街のパン屋さんに売ってあるような基本的なパンも、可愛くおしゃれにご紹介されています。冒頭で著者の方も述べられていますが、目で見ても楽しめるというのはすごく大事なことですね。
作って完成系を眺めることができた時、見た目も豪華なものであるとそれだけで次回作る時へのモチベーションが上がっていく気がします。
私も本書を参考に何度かパンを作ってきました。
「シャンピニオン」も視覚的に楽しめるレシピの一つであったので、もっと研究を重ねてより可愛くて”オシャ”なパンを目指したいです。
ここからは、実際に自分で本を手に取ってみた経験からも、初心者の方がパン作りの本を選ぶ上で大切にしたいポイントをいくつかご紹介したいと思います。
ネットで書籍を買うなら、もう当然のことかと思いますのでご紹介するまでもありませんが、パン作りの本を選ぶときも同様でレビューをよく参考にされることをおすすめします。特に実際に書籍を購入されて作ってみた方のレビューをみて見ると、「この本は細かいところまで書いてあったから作りやすかった」といった事、逆に「レシピが簡素化されている印象で分かりにくかった」と言ったようなリアルな情報が得られます。
特に実際に本を参考にしてみても、上手くできなかったりすることも時にあるものです。どれくらい丁寧な解説がなされているかと言ったことも初心者の方が本を探されるときは大事なポイントとしておさえてみてください。
2冊目にご紹介した『本格パン作り大全 プロ級のパンが家庭で焼ける 』がまさにそうでしたが、視覚的なデザインの良し悪しや紹介されているパンの種類にこだわって本を選んでみるのも面白い気がしています。
全体的な本のデザインはモチベーションの維持にもつながりますし、紹介されているパンもおしゃれで且つ作りやすいものですと、作っていても楽しく、楽しみながら自身のスキルアップを図れます。
今回はパン作り初心者の方に向けて、おすすめしたい本を2つご紹介しました。
どちらの本も「うわ〜パン作りたい〜〜〜〜〜」とやる気を底上げしてくれる本です。眺めるだけでいつもやる気がみなぎります。
まずは1冊だけでもお手元に紙媒体として教科書代りのものがあると、大変重宝するかと思います。ネットだけでは得られない情報を駆使しながら、楽しく、モチベーションを保ちつつ、更なるスキルアップにお役立て頂けますと幸いです。