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バターと甘いものの組み合わせは怖いですね。
今回はずっと作ろうと考えていた「あんバターサンド」に挑戦です。
スタバをはじめ色々なところで目にするあんバターサンドですが、バターの絶妙な塩加減とあんこの甘みがなんともやめられない美味しさで唸ってしまいます。今回も実際に自分たちで作ってみると、思わず唸ってしまう美味しさでした。
まずは材料をボウルに入れていきます。
今回作るあんバターサンドには全粒粉が入ります。
先日パン作りの材料を豊富に取り扱っている「富澤商店」で基本となる粉類をたくさん買いましたが、そのうちの一つとして全粒粉も購入していました。7月から富澤商店さんの小麦粉類も更なる値上がりが始まったようで、値上がりの波に泣きそうな日々ですね。
必要な材料を入れたら軽く混ぜ合わせていきます。
そして水を加えてさらに混ぜ合わせます。
ある程度粉っぽさが無くなったら、ボウルから出して力を加えて捏ねていきます。
この捏ね上げる時間が不安になりやすいんです。
今回は水分量が少ないレシピだったため「これで生地がちゃんとふっくらなるのかな?」と逆の心配をしていましたが、ハード系のパンで水分量が多い時にはこれまた大変になります。生地が手にまとわりついて離れなくなるので、めちゃくちゃ焦るんです。以前も書いた気がしましたが、何度やっても焦るので今回も書いてしまいました。でも焦らずに捏ね続けることが大切なんですよね。慣れるしかないみたいです。
そんなこんなで1回目の発酵に入ります。
発酵を待ちながら、コーヒーブレイク。
プクッと膨らむのが可愛いくてたまりません。
発酵が終わったら一度取り出して8等分に切り分け、その後また少し寝かせます。
15分ほど置いたら生地を伸ばして「あんバターサンドのパン」という感じがするコッペパン型の形に整形開始です。
形を整えたら鉄板に並べてまた少し発酵させます。
発酵が終わるといよいよ焼き上げの準備をはじめていきます。
まずは表面に粉を振るって、
少しかかり過ぎたところもありますが、ご愛嬌。
粉を振り終えたらクープという切れ込みを入れていきます。クープはフランスパンやカンパーニュのようなハード系のパンの表面に入っている「パカッ」と開いた切れ込みのことを指します。これもまた、上手く入れるのが難しいんですよね。
生地に引っかかるような感覚があって、切っていくのがめっちゃ難しいです。
切れ込みを入れ終えたら、予熱しておいたオーブンで焼き上げしていきます。
そして焼き上がったのがこちら!
香ばしい香りが心地よくて、見た目もすごく綺麗であって、この時点で心が躍ります。クープもある程度綺麗に割れてくれました。
ここからあんことバターを詰めるためにクープの中心に切れ込みを入れていき、あんこを詰めていきます。
最後にバターを挟んで完成です。
冒頭にも書いた通り、今回はパン生地に全粒粉が入っているのでいつものパンとはまた違い、香ばしいような、香り高い風味の広がるパンの味になりました。またパンもハード系の硬いパンになっているので、柔らかいあんこやバター合わさると口の中での食感が良かったです。
あんバターサンドってほんとに美味しいので、食べる前には何個も行きたい!と思うのですが、1個食べ終わる頃にはバターのコッテリさに少しやられる節があります。今回もあまり量は食べられませんでしたが、それでも大変美味しいあんバターサンドを楽しむことができました!