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こんな贅沢な時間は初めてでした。
香川県の仲多度郡まんのう町に位置するモダンな旅館「湯山荘 阿讃琴南」。内露天風呂付きのお部屋、雄大な自然を楽しめる大浴場の露天風呂、四季折々の味覚を楽しめるお食事等々、大変贅沢で優雅な時間を過ごせるお宿です。
今回は、そんな香川県の隠れ家お宿「湯山荘 阿讃琴南」へ妻のお誕生日記念として2人で訪れた際の宿泊記をお届けします。もし宿泊をお悩みの方がおられたら、ぜひ宿泊してほしい!そう強くおすすめしたいお宿でした!!!
そもそも阿讃琴南へ宿泊した理由ですが、今回は妻のお誕生日記念で香川への弾丸サプライズ旅行を企画していて、その際のお宿として阿讃琴南をチョイスしました。
この旅行は大切なお誕生日ですから、せっかくならばちょっと良いお宿に泊まれたらな〜と思いながら、色々な旅館を探しました。その時の条件が次の様なもの。
ザ旅館!という感じの雰囲気を2人で楽しめる記念日旅行にしたかったんですよね。そして妻が和モダンな造りの旅館が好きということもわかっていたので、これらを条件にものすごく探しました。
じゃらんの特集であったり、温泉宿に特化した「ゆこゆこ」というサイトであったり、めちゃくちゃ色々なサイトを参考にさせていただきながら旅館を探していました。
そんな中でふと目についたのが阿讃琴南のお宿です。
大きな決め手となったのが、お部屋に備え付けの内風呂が露天風呂であったということ。これは調べながらテンション上がりました。
少し高級感を味わえる大人な体験をしたいということもあったので、内風呂の贅沢なお部屋であって欲しかったし、それがさらに露天になっているならばかなり良い決め手になります。
そして内装が和モダンな感じで、館内様々なところがおしゃれで雰囲気も良い造りであることもわかったので、申し分ありませんでした。
願わくば、お料理をお部屋食で頂きたいという条件で考えていましたが、人間わがままなものですね。欲を言えばキリがありません。笑
それでも他の点が十分によくてお料理も美味しそうでしたので、お食事も楽しみにお部屋を予約させていただきました。
その日は香川を色々と観光してから阿讃琴南へ向かいました。
香川での観光の様子は他にも記事にしていますので、ぜひそちらも併せてご覧ください。
ここからは、実際の宿泊記をお届けしていきます。
私たちが宿泊した日は1月の下旬。雪のチラつく寒い日でした。車を降りると雪が舞っていますがそれもすごく綺麗です。
入口を抜けていくと、本館につながる橋が待っています。
外観はこんな感じです。
はじめ雪は寒いし積もったら大変だし嫌だな〜と思っていたんですが、チラつく粉雪がものすごく綺麗で、雪降ってくれてありがとう!!とこぼれそうになるぐらい幻想的な雰囲気になっていました。
橋を渡ってエントランスへと入っていきます。
ロビーには暖炉があり、ソファーやテーブルも置かれていてゆっくりとくつろげる空間になっています。
チェックインの手続きを済ませると暖炉横のソファーにご案内いただき、ウェルカムドリンクを頂きました。ウェルカムドリンクをお出しいただいた時点で、「これはめちゃくちゃいいお宿なんだな」と確信しちゃいますね。笑
確かこの際にいただいたのはドクダミ茶だったと思います。思っているよりもものすごく飲みやすく、ほっと一息できました。
お茶をいただくと、いよいよお部屋へ移動です。
お部屋はこんな感じでした!!!!!
この間接照明が暖かい感じ、そして和モダンな内装。落ち着いたデザインの家具。どれをとっても最高にイケておりました。イケイケです。
今回私たちが宿泊したのは専有露天風呂付ツインのType Aというお部屋。ツインのベットとソファーのあるメインのお部屋とは別にバスルームとして露天風呂があります。
なんと贅沢なことでありましょうか。
ちょうど写真が撮れた時間帯の雰囲気もあって、これまた最高。。。一生ここにいたい、そんなことを思いました。
窓の外からは裏山を眺めることができ、他のお部屋の方からこちらが見えにくくなるように格子の造りも工夫されています。
お湯は常に循環されているようで、お湯を抜いてしまわない限り夜中でも朝でも、暖かいお風呂を楽しむことができました。
露天風呂の浴槽の手前側にはソファーと小さなテーブルも用意されています。私たちが訪れた時はなかなか寒い時期でしたので長居はできませんでしたが、暖かくなってきたら最高に気持ちよさそうです。
裏山を眺めながら、自然の景色と露天風呂に流れるお湯の音を耳で楽しむと、これまた癒しの時間が流れます。
露天風呂から室内に戻る動線を兼ねてシャワーも設けられていました。
露天風呂とメインルームの間に洗面台があります。
アメニティーやガウン、タオル等はこの洗面ルームに用意されていて、照明の光も優しく洗面ルームだけでも心が躍ります。彼女さんもそうですが、女性は特にメイクやヘアセットをされるのに、広々としてデザインも洗練された洗面台があると気持ちよくメイクができるんだろうなと考えてました。
また、メインルームのクローゼットには館内着の用意もあります。
格好からテンションアゲアゲで快適に過ごすことができました。
お部屋にはNespressoマシーンも用意されていました。
カプセルタイプのコーヒーの素をマシーンにセットすると出来立てのコーヒーをいただくことができます。
コーヒー好きの私にとってはなんともありがたいものです。そしてたくさん用意いただいていると貧乏性ですので、全部飲みたくなってしまいます。
早速2人で作ってみて、一緒にコーヒーを頂きました。こういったマシーンのコーヒーは香りが良くて美味しいものです。
旅館の楽しみといえばお部屋やお風呂、それと合わせてやはりお食事も大きな楽しみの一つですよね。
予約の際には公式HPなどで色々なお料理の写真を見てみて、実際に行く頃には季節的にもどんなのが出てくるのだろうと、私自身も楽しみな気持ちでお食事の時間を迎えました。
阿讃琴南のお食事は1階のお食事スペースでいただく形です。
1階の奥にお食事ダイニング「穀雨(こくう)」があります。
もうネーミングセンスからして最高すぎやしませんかと。広く「恵み」という言葉を連想できそうな素敵な名前。こういったところにも素敵みが溢れ出ていますね。素敵です。
お席は半個室とオープンなテーブルの大きく2つのお席がありました。私たちはオープンなお席へご案内いただいてお食事がスタートです。
お席にはお品書きも用意されていて、すごく待ち遠しくソワソワした気持ちでおりながら、お料理が始まりました。
お料理をそれぞれお出しいただくタイミング毎に、スタッフの方が説明をしてくださります。香川県の郷土料理のお話であったり、食材の種類であったり、それぞれ興味深い説明を頂きました。
一杯目の飲み物として香川のビールをいただきます。大変飲みやすいビールでした。
お料理は目でも口でも楽しめるものばかり。運んでいただいた時の見た目の綺麗さであったりインパクトと、実際にいただいた時の食材それぞれの美味しさが、心から癒されるという感覚に包んでくれます。
途中で日本酒を追加で頂いたりしながら。
特にご飯は艶やかすぎて白飛びしていますが、旅館でいただく白いご飯って本当に美味しいですよね。メインの鰤しゃぶ、そしてデザートまで大満足な気持ちで頂きました。
阿讃琴南には大浴場も用意されています。
お食事の前にもお食事の後にも、お部屋のお風呂と大浴場と色々なお風呂を堪能させて頂きましたが、特に阿讃琴南の大浴場にある露天風呂は当旅館の大きな魅力と感じます。
浴場内部はもちろん撮影できておりませんので、お写真でお伝えできませんが、それはもう最高の露天風呂でございました。ずっと入っておきたいです。手が皺くちゃになってでも長居したいです。
こちらが大浴場の入口。
男湯・女湯の入口前にはウォーターサーバーとタオルが用意されていて、タオルは何回でも使用させていただけるようでした。ありがたいですよね〜。
男湯と女湯は夜の部と朝の部で入れ替わる方式です。
実際の浴場の中の雰囲気はというと、室内には大きな湯船とサウナ、水風呂が設けられています。そして特に注目すべきが露天風呂。
朝と夜とで男湯と女湯が入れ替わるわけですが、それぞれロケーションが違っています。「滝を見れる側」と「山を眺める側」の2つのロケーションの露天風呂になっています。
中でも「滝を見れる側」の露天風呂は最高に最高で最高な露天風呂でございました。お写真でお伝えできないのが辛いですが、もう本当によかったです。
目の前が山になっていますので、自然の中にあるお風呂という感じであって、さらに自然の中のダムのような作りがあってそこから滝が流れています。圧巻でした。
山を眺め、自然を楽しみながら浸かることができる逆側の露天風呂も、川の流れ・水の流れや音を感じながら、自然を満喫できる入浴が楽しめます。お金持ちの富豪の人たちのバカンスとはこんなものなのかな〜とか考えながら、非日常の空間を満喫しました。
最高に満たされた状態で爆睡して、朝を迎えました。朝食も夕食と同じダイニング「穀雨」で頂きます。
朝食も盛りだくさん頂きました。夕食の時とはまた違った美しさもあって、そして違った素材の楽しみ方ができたように思います。
特にお野菜の蒸し焼きのようなものが、味覚を楽しむということをダイレクトに感じられて大変美味しく頂けました。
阿讃琴南の「専有露天風呂付ツイン Type A」のお部屋は窓が大きく、朝の光も大変綺麗に入ります。そして、ソファーが気持ち良い。
ずっと「このソファーを将来買いたい」と彼女さんへ言っています。帰ってきた今でも言っています。そろそろうざがられているかもしれません。それぐらいソファーで過ごす時間が格別でした。
朝からマシンで入れたコーヒーもいただきながら、最近読み続けている「水滸伝」に耽ります。なんと贅沢でしょうか。かなりイキリ散らしながら読み耽らせていただきました。自分に酔いまくりの時間です。
帰りには1階にある売店で少しお土産を見たりしながら、名残惜しさを感じつつ帰路につきました。
かなり長くなってしまいましたが、今回は香川県の隠れ家お宿「湯山荘 阿讃琴南」への宿泊記をお届けしました。
色々なタイプのお部屋が用意されていましたが「専有露天風呂付ツイン Type A」は、とってもとっても大満足の最高のお部屋でございました。
またいつか何かの機会に今度は別のタイプのお部屋に泊まってみたいですし、大浴場の露天風呂にもう一回行きたいな〜なんて思います。
それぐらい最高に贅沢な時間を過ごせたよき2日間となりました。