
当サイト・当記事には広告及びPRを掲載しています
階段がすごく長いけど、これがまたよかった。
香川県は仲多度郡琴平町に位置し「こんぴらさん」として親しまれる「金比羅宮」。今回は妻とのお誕生日旅行でお邪魔した金刀比羅宮での参拝の様子をお届けします。
長い階段を登った先には立派な本殿があり、香川の街並みを一望できる綺麗な景色も待ち構えておりました。豊かな自然も感じられた参拝の様子を、少し綴って参ります。
香川旅行でのお宿については、ぜひこちらもチェックしてみてください〜!
こんぴらさんと聞けば、長い階段という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。お山の中腹と言いましょうか、裾野に位置している金比羅宮。
本殿までは785段もの階段があり、私たちも息を切らしながら登ってまいりました。結構キツかったです。。。
金比羅宮の階段が続いていく参道は途中まで、お店に囲まれながら続いています。
昔ながらのお土産屋さんであったり、ちょっとした食べ歩きができるお店、写真に看板が写っていますが射的屋さんなど様々なお店が軒を連ねており、遠い昔から参拝者の方の癒し・おもてなしとして大変活気があったのだなと感じます。
階段はなかなかな傾斜があって、高所恐怖症の私としては後ろを振り向くと足がすくむ思いです。めちゃくちゃ怖かった。
傾斜もありますし、段差もありますからその分運動不足な私は息が上がっていきます。やっぱり大人になってくると自発的に体を動かしておかないといけませんね。こういう時に痛感します。
それでもこの傾斜も段差もある長い階段には多くのお年寄りの方の姿が見られました。
スイスイと何食わぬ顔で登っておられる方もおられて、本当にみなさん御元気だと思い「頑張らねば!」とお力を頂いた気持ちになります。
順調に登っていくと、
途中にはいくつかの鳥居や門が構えられています。どれも大変立派な造りです。
こちらは本殿の一つ手前、一つ下の階層部分にある「旭社」という御社。チラッと外から見えた限りでは、中は薄暗いですが非常に広い印象でした。
私たちが参拝させて頂いた時間には、両サイドに遮る扉などはなく吹きさらしとなっており、太鼓なども置いてありました。
「旭社」のすぐ横、本殿への道を進んでいくと、「賢木門」と呼ばれるこれまた立派な造りの門が構えられています。段々と空気が澄んできているような感じがして、身が引き締まる思いです。
先ほどの「賢木門」を進むと、周りに木が多くなってきて、より落ち着いた雰囲気になってきます。手水舎で手を清めて、いよいよ本殿に近づいていきます。
本殿へ伸びる最後の階段手前にはこんな看板も。なんだかほっこりしますね〜。いいな〜。
今回もあえて正面から撮影するのは避けましたが、こちらが金比羅宮の本殿になります。
縁の手前の階段も木造りの大きめの階段となっていて、数段登ってお賽銭をさせていただく形です。日々の平穏への感謝と今後もまた穏やかに生活を送らせて頂けるよう手を合せてまいりました。
また左右の赤い丸金印の大きな提灯が印象的でした。提灯があるとより風情があるように感じて、個人的にはすごく心惹かれます。
写真だと少しわかりにくいですが、この日は天気も荒れていたわけでなかったので、おそらく瀬戸内海と思われる方まで遠く景色を見ることができました。
中央あたりにある丸い山が可愛くて、香川県内を移動中ずっと「ぼうし山」と勝手に名付けて呼んでいました。きっとあれはぼうし山だと思います。かわいいです。
階段を登るのは結構なスタミナを使いましたが、ここからの景色も綺麗で、さらに登った達成感と有り難みも感じられて心が満たされました。
境内をゆっくり見ておりますと、本殿の方から伸びる長い渡り廊下が大変印象的でした。
こう改めて見てみますと、昔からの木の造りでこうして現存されて今も使われているのは大変感慨深いです。
参拝中この渡り廊下を関係者の方が袴を着けられた格好で通られて「おっ」と目を奪われました。やっぱこうした姿はかっこいいですよね。すごくいいです。
新年の初詣でもおみくじは引いたので今回はおみくじを引きませんでしたが、おみくじのブースも設けられていました。
また、境内には「神札授与所」が設けらており、それぞれご祈願・ご祈祷をお願いすることができます。
御守りやお札も様々用意されていました。
ひとしきり参拝をさせて頂いたので、本殿を後にして帰路に着きます。
帰りは余計急に感じます。結構怖かったです。
上の写真、本殿がある階層から降りていくこの階段は特に急に感じられて、「落ちたらどうしよう」とそんなことばっかり考えながら降りてました。きっと高所恐怖症あるあるだと思います。
段々と日も暮れてきていましたが、門前町に繋がる門からも少し街並みが一望でき、階段を登ったからこそ見えるこんぴらさんからの景色を感じながら車へ戻りました。
今回は香川県にある金比羅宮へ参拝した様子をお届けしました。
先にも書きましたが、階段を登るのにスタミナは結構消費しましたが、それでも登った達成感や登ったからこその有り難み、そして綺麗な景色を見ると満たされるものがあったように感じます。
また参拝の機会があれば、今回行けなかった一番手前の門前町なども散策しながら、また違ったこんぴらさんの魅力を堪能したいものです。