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「いつかやろう!」と思いながらも、時間というのは過ぎ去っていくのが本当に早いものですね。
やっとここ最近パン作りに挑戦することができました。
のんびりと時間がある時に「何かを作る」ことが好きな自分にとって、大変心地の良い楽しみの一つになってきた気がします。
今回は、全くの初心者なりにパン作りをはじめてみて気づいたことを綴ります。実際にパン作りを始めてみてうまくいかず嫌になりそうな方へ、少しでも参考になれば幸いです。
さて、半年ほど前にパン作りを始めることを決意したわけですが、その時の時点では完全な初心者です。
道具は何が必要なのかも分かりませんし、色々なレシピを見ていて一番驚いたのは
「え、小麦粉って1種類じゃないん?」
というところからでした。これは結構共感いただける方多いんじゃないでしょうか?笑
小麦粉は「小麦粉」として厚めの紙の袋に入った粉、だと思っていたんですが、そうじゃないんですね。
本当に右も左もわかりません。そんな状態からのスタートでした。
今はありがたいことに、YouTubeには初心者の方向けの動画がたくさんアップされています。
趣味でされている方のものもあれば、普段はパン教室をされていたり、実際にパン屋さんでお仕事をされている方の動画もあったりと、それぞれの立場や視点からたくさんのことを吸収させてもらえます。
小麦粉の種類だけでなく、必要な知識や道具をある程度手に入れられたので実際に何度か作ってみて、家族や友人など周りの人にも食べてもらったりしました。
そんな中で気づいたのが、
「発酵時間はケチったらダメ」
ということ。これはすごく大事でした。
厳密には正しい温度と湿度であることが前提であって、その温度や湿度によって発酵時間が変わってくるはずなので一概にはいえませんが、温度や湿度のことも気にせず大体の感覚で発酵を行っていました。
特に最初の何回かは「大体の目安ってなってるし、ある程度膨らんでるし大丈夫だろ?」と思って少し時間をルーズに設定したりすることもありましたが、やはり発酵時間が長いものにはそれなりに訳があることを知ります。
初心者なくせに勝手なことをしてしまった。これは特に反省です。
作るパンにもよるでしょうが、発酵が足りていないと中がふっくらしておらず、美味しく無いように感じるんですよね。
フワッとした食感を楽しみたい(食パンとかテーブルロールのイメージ)種類のパンもネチッこい感じというか、ボソボソ感というか、ダマ感というか、発酵が足りていないとにかくフワッと感が削がれてしまうことに気づきます。
それと気持ちパンの香りも発酵が短いと、よろしいもので無い気もするのです。
そのことに気づいてからは、気持ち長めに発酵を取ったりすこともして見ました。
我が家は特に家が古いので冬場は寒さが強いのもあって、季節的なことも併せてこの秋から冬にかけては長めに発酵をとってみたこともありますが、やはりきちんと発酵が取れていると美味しく焼き上がります。
そんな気温も一切気にせず発酵をうまくできちゃうのが、オーブンレンジについている発酵機能。
最初のうちはオーブンレンジとの関わり方もわかっていませんから、正直使い方を理解できておらず「変なことしたら怖いからやめとこ」という精神から発酵機能を使わずに室温で発酵をしていました。
ですが、そのうちこの機能が大変便利なことに気づきます。衝撃です。便利です。感謝。
レンジの発酵機能は設定した温度で一定のまま発酵してくれるので大変重宝しています。
ですが、発酵しすぎには注意した方が良いみたいです。
過発酵というらしいですが、発酵しすぎてもあまりよくないそう。色々と損ねるらしいです。
なんでも程よくが大事ですね。
そもそもパン作りをはじめたきっかけは、ずっと昔からパンを作りたい!と思ってきた訳ではないのですが、ふと色々な生活スタイルをSNSやYouTubeなんかを通して拝見するうちにパン作り楽しそう、という発想に至りました。
特に自分の中で大きなきっかけとなったのがMochaさんのYouTubeです。
パン作りやお菓子作りを中心としたVlogを投稿されています。
以前の記事でnaoさんのVlogが好きで紹介したことがありますが、naoさんをはじめとしたVlogを投稿させているYouTubeを見ている中でMochaさんのチャンネルと出逢いました。
はじめて動画を見た時は
「うぉーーーパン作りてぇーーーー!!!!!!」
と心の中のやる気炎が轟々と燃え上がったものです。
Vlogとしてのこだわりを大変感じられる動画で、音楽や映像の流れ方など、見ているだけで作りたくなる気持ちが強くなります!
もっと歳を仕事も落ち着いて引退してとなれば、こんなゆったりとした生活をしてみたいな、なんてことも動画を見て思いました。
ゆったりした感覚になれるVlogってすごくいいですよね。
実際に自分で作ってみたり、上のMochaさんや他の方の動画を見ていくと「もっと色々なパンを美味しく作れるようになりたいな」と当然ながら思います。もっとパン作りを楽しめるようになりたい、と思います。
こうした時、より自分の幅を広げていくためには、色々と凝り固まらずにたくさんの種類のパンを作ってみるのが大事だなと最近は特に感じます。
というのも、ここ最近は丸パンに慣れてしまって、丸パンを作りがちです。。。
丸パンは、すごく簡単に作れるパン。個人的には一番シンプルで且つ、慣れてしまえば難しい工程も無く作ることができるので、お手軽さと美味しさから丸パンを作ってしまいがちです。
パン作りはやってみると想像以上に時間を使うものなので、ある程度時間を確保してやる必要があります。それもあって、他のパンを作ることを躊躇しまいがち。
他に、チーズ入りのパンやフランスパン、編みパン、ドイツのカイザーゼンメル風のものなど、色々と作ってきました。その中でも、丸パンはダントツにシンプルで作りやすい。そう感じます。
美味しいパンが焼けるならそれでいい、というスタンスなら丸パンだけを作り続けても全く問題ないんですが、丸パンにしても他のパンにしても自分のスキルを上げるなら多くのパンを作っていくのが必要な気がします。今の自分は特にそれを感じるところです。
実際にやり出すと楽しくなっちゃいますが、部屋の掃除と同じで、わかっているのにいつものパンを作っちゃうのを回避したいですね。
---発酵や生地が休み終わるのを待ちながら、本を読んだりYouTubeを見たりするのも楽しいものです。
そして自分ができたパンを家族や友人、周りの人たちに食べてもらって「うまっ!!!」と一言でも感想をもらえると、またさらにすんごいの作ってみよ!と楽しくなります。
自分も作って楽しめて、他の人とも楽しみを共有できるので、パン作りは魅力的な趣味になりそうです。