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初めてのソロキャンプへ行ってみた - ひとりの時間を味わいながら感じたソロキャンプの魅力

24 October, 2022
初めてのソロキャンプへ行ってみた - ひとりの時間を味わいながら感じたソロキャンプの魅力

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ソロキャンはこんなにも贅沢なのかと、ひっそりと森の中で一人感嘆せずにはいられませんでした。

そもそもキャンプデビューはグループでのキャンプから。これまで友達や家族と大人数でワイワイと、いろいろな料理を作って味わって、お酒を飲みながらいろいろなことを語らって、最高の時間を過ごしてきました。それとは別に、昔から一人で何かをやることが好きな性格もあってか、ソロキャンプへの憧れもありつつ。

初めてのソロキャンプに挑戦します。

贅沢な時間が流れるソロキャンプ


今回お邪魔したキャンプ場はスマホも圏外となる場所。
その日は平日だったこともあり、宿泊されるのは私以外誰もいないといった状況です。

着いた瞬間他に誰もおられないと聞いて、かなり山奥ということもあって正直不安でしたが、、、それでもやはり高揚するものですね。ワクワクしながら荷卸してサイトへ向かいます。

ちなみに、ソロキャン後にたまたまYouTubeのショートで見たのですが、こういった完全に一人の状態を「完ソロ」というそうです。ソロキャンデビュー初日から完ソロとのことで強烈な思い出となりそうです。

サイトにつくと早速テントを立てて本日の拠点作りに勤しみます。この瞬間がキャンプの醍醐味の一つでもある気がします。



テントはまだソロ向けのテントを持っていないため、家族共用で使っているワンポールテント「Coleman エクスカーションティピー/325 II」を持って参りました。

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3人ぐらいまで入れるような広々としたテントなので、一人で立ち上げられるかが不安ではあったのですが、高さもあって格闘する場面がありつつも、なんとかうまく立ち上げることができました。

柔らかい地面でのペグ打ちの難しさ


そんなテント設営なのですが、今回特に難しいなと思ったのがペグ打ち。



前日まで天候がすぐれなかったこともあって、地面がまだ濡れている状況。地中部分は水分を含んでいるような状態でありました。

なので、土質が結構柔らかくなっています。それもあってかペグが浅いとテントに引っ張られてしまい、「掘り上げられた野菜」のような感じで、ペグが地表に中途半端な形で浮き出てきてしまうといったことがありました。

打った瞬間は良さそうに見えても、段々とテントのテンションによって出てきてしまうので難しいものですね。
地面の質が柔らかいときはしっかりとペグダウンをしてあげないとダメなんだな〜と、勉強になります。

火付けに苦労


テントが準備できたので、荷物を置いて少しレイアウトを組んだらすぐに焚き火の用意をします。



焚き火セットには、Tokyo Campさんの焚き火台とZEN Campsさんの焚き火シートを。


管理人さんから「サイトの周りにたくさん落ち葉や枝がありますから、好きに使っていいですよ」といったような有り難いお言葉をいただいたので、周りに落ちていた木々を拾って、葉を着火剤に火付けをしますが、



なかなか火がつきません。

地面と同じように落ちている枝葉も当然湿っていて、乾いているように見えても案外水分を含んでいることを知ります。
これまでもキャンプやバーベキューで何度も火をつけてきましたが、ここまで湿った葉や木を使ったことはあまりなく、自身の見通しの甘さを痛感しました。。。

買ってきていた薪を何本かフェザースティックにして、SOTOのスライドトーチを当て続けることでなんとか火をつけることができました。




このスライドトーチにも毎回助けられています。コンパクトながら力強いので、ソロキャンにはうってつけのギアだと思います。

炊飯とチーズタッカルビ


チェックインが16時からで火が沈むのも早くなってきたため、無事に火付けできた頃には当たりは薄暗くなっていました。
急いで夕ご飯の支度をします。

今回はメスティンでご飯を炊き、メインにチーズタッカルビを作ってみました。




メスティン、非常に使い勝手が良いです。
美味しそうにふっくらとご飯を炊くことができました。




チーズタッカルビを準備していきます。

フライパンには直火でガシガシ使うことができて、洗うのも簡単なことから人気のあるニトリのグリルパンを。今回は小さいサイズを持ってきましたが、一人前にちょうどいいサイズです。



頑張って炒めて、炒めて。



チーズが溶けるのを待って



完成です。
初めてチーズタッカルビに挑戦しましたが、いい感じにできました。




ハイボールと一緒にお料理を楽しみます。

こちらのスノーピークのチタンマグも今回初めて持ってきたのですが、憧れて我慢できず買ってしまいました。かっこいいな〜と思います。デザインが洗練された感じが絶妙で、これを見るだけでも心が躍るくらい素敵なマグです。お高いですが、買ってよかった。。。。。

「キャンプの朝」のためにキャンプへ行きたくなる


そんなこんなで迎えた朝、その日は晴れていたのでとにかく気持ちよかったです。

朝方には4、5度ほどの気温になり、寒さを感じて追加でアウターを着込んで寝袋に入り直しました。それでも、夜は思っていたよりも眠ることができて満足であります。



林間サイトということもあって朝日が木々の隙間から覗く感じが堪らなく、葉も少し色付き初めていたため、圧巻の景色が目の前に広がります。
こんなにも贅沢なものなのかと、しばらくぼーーーっと空や木々を見上げていました。

これまではキャンプといえば焚き火がメインな気がしていたのですが、今回で気持ちが大きく変わります。
雨でなかったことももちろんですが、こうして迎えた朝の清々しさを求めて、またキャンプへ行きたいと、そんなことを強く思ったほど。それほど晴れた日の朝のキャンプは最高なものでした。



朝一のコーヒーを楽しみ、ホットサンドを作る予定でしたが、メーカーを忘れてしまったので小腹対策で持ってきていた「うまかっちゃん」をいただきます。




ハムをちぎって見た目が雑になりましたがご愛嬌。心から温まるような気持ちに包まれながら、朝から美味しくいただきました。

初のソロキャンで新たな経験値を得られた




---長々となってしまいましたが、初ソロキャンのレポートでした。

様々失敗して学びもありましたが、特に気付けてよかったことが「朝の素晴らしさ」です。もう本当に気持ちの良いものでした。以前行ったキャンプでは土砂降りの朝を迎えたのですが、今回は晴れた朝。

そんな日のキャンプの朝が、ゆったりと贅沢な時間であることを知られたのは最高の収穫だったように思います。

About the Author

suda

suda

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知的好奇心旺盛な20代。多趣味で、読書とプログラミングが好き。夢は妻と併用の木の温もりを感じる書斎を設けること。