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格式高い神社に一歩足を踏み入れた時の静寂感ってなんだろう。
あの独特の静けさ、空気感はなんともいえない気持ちに包まれます。今回訪れた名古屋・熱田神宮も、そんな独特な空気感の漂うまさに”神聖な場所”でありました。
熱田神宮周辺にあるレトロな喫茶店「I.Cメイツ」さんの訪問と合わせてお送りする名古屋旅行記第一弾。朝から充実した時間を過ごした熱田神宮周辺での一コマをお送りします。
熱田神宮へのお参りの日、朝は早めのスタートでした。
午前中の日程的にも参拝の時間的にも少し余裕があったため、何か喫茶店でも1つ挟みたいなと思っていた時、ちょうど見つけたのが「I.Cメイツ」さんでした。
場所も熱田神宮すぐ横の好立地。行くしかありません。
外観からして超絶レトロな雰囲気。
こうしたレトロな雰囲気が大好きな私と彼女さんは、お店の構えを見ただけで心が躍ります。絶対いい時間が流れてる。絶対そう。そんなことを思います。
お店はなにやらヨーグルトも看板メニューの様です。
店内はこれまた昔ながらの雰囲気そのままな「ザ・喫茶店」といった感じ。待ってました。これが味わいたかったんです。おしゃれなカフェもいいのですが、こうした昔懐かしいような雰囲気が無性に欲しくなります。心地よい。
私たちが訪れた時間帯はまさにモーニング真っ最中の時間。これはモーニングを頼むしかありません。
モーニングもトーストと卵、または小倉ホイップのパターンか、サンドイッチの中から選ぶことができます。
私個人的なモーニングの印象といえば、やっぱりゆで卵。そういえば昔、おじいちゃんに「モーニング行こうか!」と言われ、モーニングという言葉の響きがなんだか気持ちよくて、あまり意味わからずに喫茶店に着いて行ったことが幾度かあったな、と思い出します。おじいちゃんが頼んでくれたのは、ゆで卵付きのモーニングセット。その時味わった塩を付けていただくモーニングセットの味や香りのイメージが、私の「モーニング」のイメージを形成しています。
だから今回も、迷わず「モーニングA・ゆで卵セット」をチョイスしました。
彼女さんは小倉セットをチョイス。あんこ大好き人間としては、こちらも捨てがたかったのですが。。。
バターの塗られたシンプルイズ・ザ・ベストなトーストとゆで卵、これぞ私の思い描くモーニングがやってきてくれました。
朝の明るい景色と共にいただくトーストと茹で卵は格別です。本当に美味しかったな〜。
ドリンクにはアイスのカフェオレをチョイス。喫茶店のカフェオレのたっぷりミルクはこれまた格別です。ふんわりと柔らかいミルクの風味とほろっとコーヒーの苦味が口の中に広がります。カフェオレってやっぱりいいなーと。
お会計を終え、このサイトへの掲載のご許可を伺うと、このオリジナルマッチを一緒にいただきました。たくさんあるのでどうぞ、と言っていただきましたが、可愛らしくて、記念の気持ちも強くてなかなか使いたくないな〜なんて思います。
ベットサイドへお香たてと一緒にディスプレイさせていただくことにしました。ありがとうございます。
I.Cメイツを後にして、いよいよ熱田神宮へ参拝です。
I.Cメイツから熱田神宮へは、横断歩道を渡ってすぐ向かいといった距離感、目の前のお店だったのですぐに到着でした。
敷地に入るとまず見えてくるのがこの立派な木造りの鳥居。街中に位置する神社ですが、たくさんの木に囲まれていて、視覚的にも落ち着きを感じます。
冒頭でも触れましたが、この熱田神宮でも一歩踏み入れさせてもらった瞬間に、何か背筋を正されるような静かな空気感に包まれました。不思議です。
先ほどまで大通りでは忙しなく車が行き交っていたのですが、鳥居から先はそんな喧騒も少しづつ薄れていくような、凛とした空気に包まれました。
色々な銘柄の酒樽が「献酒」として並べられていました。珍しい様な気がしてカメラを構える気持ちがうずうず。赤が特徴的に写ってくれたので、嬉しい一枚です。
酒樽を左手に、中央の参道をずっとまっすぐ進むと本殿に到着します。本殿は撮影が禁止でしたので、今回写真がありませんが、大変立派な本殿がありました。
この熱田神宮は三種の神器の一つである剣がお祀りされている、大変格式の高い神社です。剣を実際に拝見させて頂くことは出来ないようですが、三種の神器のうちの一つがお祀りされているならば、と今回参拝してみました。
源頼朝が奉幣を行なっていたり、信長が塀を寄進していたりと、歴史的な偉人との関わりも大きいようです。
こちらはご祈祷・ご祈願を受けられる場所。左手の受付から申し込みをすると、各種ご祈祷・ご祈願が受けられます。
厳かで立派な雰囲気です。
やはり神社といえばおみくじ!!!!!!
せっかくなので二人でおみくじも引いてみます。
私は小吉、彼女さんは末吉。
「心乱るは災の基なり。」とも書かれています。
これまた背筋を正されるような思いになりますね。どんなことがあっても、やはり心が乱れていては良いものも悪く見えたり、心の持ちようで状況は簡単に変化してしまうものです。常に平らな心。それが難しい。穏やかに穏やかに。。。
境内は宝物館をはじめ、多くの文化施設も併設されています。
そんな中でも帰り際、参道を進んでいますと生花の展示を見つけました。
献花と書かれていますので、神様に捧げられる旨のお花でもあるかと思いますが、こうして外に置かれているのも珍しい気がして少し眺めました。
生花としてきちんと行けられた花は、凛としていて、一本一本がイキイキとしていることが見てとれる気がします。
それぞれに主張やオリジナリティがありながらも、きっちりとしたバランスで整えられている姿は大変見事でした。
今回は熱田神宮への参拝と、熱田神宮すぐそばの喫茶店「I.Cメイツ」についての旅行記をお届けしました。
朝からモーニングを頂いて、朝の澄んだ空気を感じながらお参りをさせて頂くという、なんとも贅沢な午前中。非常に優雅でございました。
今回は別のところに行きましたが、近くには有名なひつまぶしのお店もあります。名古屋旅行の際にはそこも合わせて、熱田神宮周辺をもっと散策してみたいものです。