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このCanonの50mm単焦点を使い始めてから約5年ほどが経ったかと思います。
すごく使いやすくて、そしてお値段も手頃で、買って損はなかったな〜というのが正直な感想。軽量であるため、いろいろなところに持ち運ぶことも楽なのが気に入っています。
今回は、これからカメラ・レンズを買おうかなと迷っている方向けにも、難しい単語や難しい概念は省きました。(そのつもりです。。)単焦点の魅力を伝える意味で、ざっと雰囲気としてこのレンズがどんなものかを体感していただけると嬉しいです。
実際の作例もちょこちょこ交えたり、5年使ってきて感じていることも織り交ぜながら、Canon EF50mm F1.8 STMの魅力を私なりにお伝えしていきます。
「軽くて、しっかりボケて、安くて、使いやすい。」
パッと言葉で表すならこんなところです。
そもそもこの「EF50mm F1.8 STM」は、撒き餌さレンズと呼ばれることもあるようなレンズ。
カメラをこれから始める方や、まだ初めてあまり年数も経っていなくてレンズの種類もない方向けに、「低価格でできるだけ高品質なレンズに触れてもらう」ことでカメラをより楽しんでもらうといったような趣旨のレンズを指します。
「撒き餌さ」という単語があまり良い印象ではないですが、、、とはいえ、これからカメラを楽しむ一眼入門といった意味でも、最高なレンズだと私自身も実際感じています。
実際に私がEF50mm F1.8 STMを使って撮った写真を並べてみます。
私の場合レタッチを行なっているので、そのままの撮って出しの写真とはまた異なりますが、おおよそこのような雰囲気の写真を撮ることができます。
うまく撮れると、その質感をも鮮明に描写してくれるのが大好きなポイントです。
50mmという画角は、私たち人間の視覚に近い画角と言われています。
なので、目で見て感じたその瞬間の景色であったり、自分の目の前で思い浮かべる構図をそのまま写真として表現するのに適したレンズともいえるかもしれません。この「みたままの世界を楽しめるような画角」が好きで、かなり愛用しています。
私はずっとCanon EOS 5D Mark III というフルサイズのカメラを使用しています。
そのため、50mmのそのままの画角を体現できていますが、APS-Cサイズのカメラをご使用ならば、80mmといった画角になります。簡単に表現すると、80mmの方が撮れる画角が狭くなるような形です。
80mmは50mmよりも少し望遠気味になるため、仮に「机の上のケーキを撮りたい!」と思えば、フルサイズ機よりも少しケーキから離れるようにして撮る必要があるので注意が必要です。
50mmの単焦点は寄って撮ることもできます。
Canonの公式サイトには最短撮影可能距離が0.35mと記載されていますが、狭い場所でもよほど近寄る必要がない限りは、いい感じでボケを出しながら撮影することが可能です。
ですが、カフェでの飲み物や食事をとりたい時とか、何か自分で作ったものを写真に収めた時など、いわゆる「テーブルフォト」においては物によって移しづらいと感じることが多々あります。
こちらは自分で様々な料理を作った時に撮影したものですが、質感もしっかりと出て、発色も良く、撮りながらでも楽しくなってしまうのがこのレンズの好きなところです。
テーブルフォトを撮りづらい部分は否めませんが、それでもレンズが軽量で気軽にボケ感を楽しむことができるのは、旅の楽しみまたひとつ増やしてくれます。それもかなり魅力的な部分だと感じています。
他にもいくつかのレンズを持っていますが、ここ最近はこのレンズだけを付けて外に出ることが多くなりました。
場所によっては「広角持ってきたらよかった。。。」と後悔することもありますが、それでも50mmで写真を楽しむことができています。
やはりカメラ関係において「軽い」というのは結構重要なポイント。レンズが重たいとどうしてもそれだけで億劫になってしまって、「カメラ持っていくのやめよ。」となりかねず、そうなっては元も子もありません。50mmであれば近すぎず、遠すぎず、ほど良い画角で撮影ができるので、一本あればかなり重宝します。
ぜひこの50mmを使って、単焦点ならではのボケを楽しんでいただけますと幸いです。